今日のひとこと
「わがままを介護と勘違いして苦労している人がいる」
「嫁だから、近くの娘だからに責任感を持ちすぎないで」


忙しいひよこpiso20210712161801
介護のお悩み相談で、ご自宅で介護されている方で、介護福祉士の私でも、明らかに無理と思われる、無茶ぶりの介護を、当たり前のプレシャーで、知らずにやっていて苦しいでいる方の相談が本当に多いです。どうぞ、ご確認下さい。

必要のない介護かどうか

認知症かどうか、あいまいなままで、ただ高齢者の言われるがままに、好きなように使われているご家族がいる事があります。本人に、動ける能力あるにも関わらず、正しい受診、リハビリで元気な生活が可能なのに、自分がわがまで動かないことにより、本当に、廃用症候群(生活不活発病)筋萎縮、関節拘縮、骨萎縮を招いてしまいます。
「腰が痛い」「重いものが持てない」「足が自由に動かない」単に高齢だからと判断するのではなく、回復の見込みがあるのか、原因が何であるかを、よく知ることが大切です。

介護認定が必要かどうか

まずは、食事、排泄、更衣、整容、入浴、等の生活動作といわれることが、人並みに出来ているか。
次に、炊事、洗濯、掃除、買い物、金銭管理、交通機関の利用、車の運転など、困難ではないかを確認しましょう。
一人、またはご夫婦でも危険である、どなたかの補助が必要と思ったら、地域包括センターに連絡、ご本人からでなく、ご本人に内緒で家族からの問い合わせからでもいんです。
まずは、必要か、必要でないか迷った場合でも、大丈夫です。介護のプロが判断してくれます。
「本人が、まだまだ必要ない」と言っても、そのまま聞いて待つのではなく。疑わしい場合は、地域包括センターに「本人はまだ必要ないと言ってますが」と家族がご相談下さい。
また、正しいデータが必要ですから、疑わしい行動、行為は、「日時、言動、行動のメモを記録しておきましょう。相談の時に詳しくお伝え下さい。大変助かります。

兄弟姉妹が平等な責任かどうか

「長男の嫁」だから、「一番近くに住んでいる娘」だからと、話し合いもなく、当たり前に、全責任を負って頑張りすぎている方がよくおります。いくら、遠くても、海外に住んでいても、親を面倒をみる義務は同じです。偏りがないように平等に考えましょう。
介護のスタートが肝心です。もし、介護保険が必要になったら、誰が、どこで、どちらの資金で、どのように面倒みるのか、施設に入る場合になった時は、といった事を兄弟、姉妹皆さんで検討しましょう。
最初の話し合いがなく、進めていると、最初に良かれと進めた方が途中で、まわりに責められたりします。ご注意下さい。
兄弟姉妹で、嫁、婿、孫でも、「出来ない」でなく「何なら出来るか」話合いましょう。
「通院だったら付き添える」「遠くだけれど、資金なら出せる」「車が必要なとき、手伝える」「介護休暇が取れる」
状況は。時間と共に変わるので、皆さんで共有しましょう。
場所が遠い、状況(仕事、妊婦、子供が小さい)などで、直接関わなれなくても。
担当してる方々が「どういう状況で、何が困り、どのように治療、リハビリしているか」ぐらいは把握
して、情報交換も忘れないようにしましょう。
いずれ、別な家族関係で、介護に携わったときに必ず参考になります。

いつも正しい判断を

少し硬い話になりましたが、高齢者の認知症の初期は、子育て経験のある方ならわかりますように。
「騒ぐ、わめく、泣く、暴れる」ことで、自己主張する幼少期のお子さんと似ている気がします。
「うるさいから、言われることに従う」ことだけは避けましょう。
毎回、認めると解決につながりません。
疲れていると、大変でしょうが、
いくら親でも「人間として正しい判断をしましょう」
明らかに、認知症でもなく、わがままであったら、「断る、ほっとく勇気」も必要です。
☆どうしても、ご自身で、判断つかないときは、ハルコさんにご相談下さい。
★★★相談ありましたらお答えします【公開】無料。ご遠慮無くどうぞ★★★
※また、書きたいという、励みになります。よろしかったら下記をクリックお願いします。

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村


人気ブログランキング